この夏、椅子塾に通ってます。
毎週土日、約一カ月間で、自分の製作したい椅子を 『人間工学』 に基づいて設計を行います。
椅子は唯一、体と接している家具です。
デザイン的に美しく、尚且つ強度を維持し、更に他の家具にはない座りやすい形状という事が
求められます。
この座りやすいというのが、なかなか・・・というより相当難しく、座った感覚では分かりずらい
ところがあって、インテリアショップ等で少し座った時は気持ちよく感じたけど、実際に購入した後
に自宅で長時間座ったら、なんとなく疲れる・・・なんて事、よくあります。
まずは、図面を書く前に1/5模型を製作して、デザイン検討を行います。
検討用なのでサクサクっと作れるようにバルサ材という柔らかい木を使って製作。
カッターで簡単に切ることが出来ます。
この模型である程度方向性が見えてきたら図面作成になります。
図面が出来たら、また模型を製作。細部検討して図面を修正。模型も修正し、また細部検討。
そして図面修正。この過程を繰り返しながらどんどん詰めていきます。
とりあえず今週中にあと2パターン程模型を製作します。
WOOD in the earの椅子デビューまでもう少しか!?